~ファーストレディの涙、そして“喜び組”の真実~
2024年。北朝鮮では今も多くの国民が一日650グラムの食糧で飢えと戦っている。しかしその一方で、金正恩総書記は“喜び組”の女性たちの下着に約38億ウォン(約270万ポンド)を費やしていた。
この事実が、世界中の怒りと驚愕、そして同情を呼んでいる。

■ 「若い頃から女性遍歴がすごかった」金正恩兄弟の素顔
報道によれば、金正恩と兄・金正哲は2000年代半ば、平壌の高麗ホテルに頻繁に女性を連れて出入りしていたという。兄弟が現れるたびにホテルは封鎖され、一般宿泊客は動くことすらできなかったという証言もある。
事態を重く見た父・金正日総書記は「高麗ホテル出入り禁止令」を発令。兄の正哲は従ったが、正恩は父の命令を無視し、引き続き女性を連れてホテルに出入りしていたとされる。
その対立はやがて親子の関係にも亀裂を生み、妹・金与正が間に入って仲裁。彼女は「万が一の時のスペア」として特別に育てられた存在だったという。

■ 妻リ・ソルジュの涙、そして“喜び組”という存在
金正恩は2009年に元歌手・リ・ソルジュと結婚し、2人の子どもをもうけている。しかし、それでも満たされなかったのか、金正恩は“喜び組”と呼ばれる特殊な女性グループを周囲に常に従わせていた。
● 喜び組とは?
「喜び組」とは、金正恩および北朝鮮の上層部の“楽しみ”のために選ばれた若い女性たちによるグループ。その構成と役割は以下のように分類されている。
- 満足組(性サービス)
- 幸福組(マッサージなど癒し)
- 歌舞組(歌やダンス)
- 行事組(パーティー・演出)
その数、なんと約2000人とも言われている。
しかも、グループに入るには「処女検査」という非人道的な審査が存在しているという証言もあり、国際社会からの強い非難を受けている。

■ 「女性用下着に38億ウォン」その金の使い道に世界が凍りつく
イギリス『デイリーメール』紙など複数メディアによると、金正恩は喜び組の女性たちのために、中国からガーターベルトやコルセットなどを大量輸入。その総額は約270万ポンド(日本円で約6億円相当)にものぼるという。
下着以外にも、
- シャンパン
- 馬
- 化粧品
- ワイン
- スイスチーズ
- 高級チョコレート
といった贅沢品に浪費していることが明らかになっており、これが一日一食も満足に取れない北朝鮮の一般市民とのあまりにも残酷なコントラストを浮かび上がらせている。

■ 国民の反応「リ・ソルジュが不憫すぎる」「人として終わってる」
多くの脱北者からは、実際に以下のような声があがっているとされる。
「リ・ソルジュ、普通の生活なんて無理だろ…」「国民が餓死する一方でこれは…人間じゃない」「これは裏切りどころか国家的犯罪だ」「喜び組って、本当に“性奴隷部隊”だったんだ…」「天罰を受けるべき」
■ 結び:暴君の私生活、それは国民への裏切り
金正恩の“贅沢な裏の顔”が再び明るみに出た今回の報道。それは単なるゴシップではない。飢えと恐怖に苦しむ国民への裏切りであり、人権を踏みにじる政治そのものである。
華やかな衣装に隠された“もう一つの北朝鮮”――。リ・ソルジュの沈黙と涙の奥にあるものは、果たして何なのか。そして、2000万人の人民の未来は、どこに向かっているのだろうか。
以上、「お隣のキムさん」でした。